『愛と怒りと哀しみと
抜いた仕込みが咽び泣く
これが最後の座頭市』
週末は5月も終わろうとしているのに肌寒かったですが、
今日は暖かいですね!いい天気になってきました。
さて、たまには舞台以外の話題を。
土曜に公開された、『座頭市 THE LAST』、見に行ってきました。
SMAPの香取慎吾が市(いち)役で頑張っているらしいということで。
この座頭市シリーズ、これで完結です。
日本映画好きな私にとってはさびしい限り・・・
ご存知ない方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、
この映画座頭市というのは、実は故・勝新太郎主演でシリーズ化されています。
「座頭市物語」「座頭市あばれ凧」「新・座頭市物語」「座頭市地獄旅」
「座頭市果たし状」「座頭市喧嘩太鼓」「座頭市の歌が聞こえる」…などなど。
ものすごくざっくりと、かいつまんで申し上げますと…
盲目の侠客である市(いち)が、驚異的な抜刀術で悪人と対峙する時代劇です。
この悪人というのが、いろいろあるのですが、座頭市に出てくる悪人はとにかく悪い。
それを、「仕込み」と上に書いてありますが、ようは杖に仕込んだ隠し剣で、
ばったばったと斬り裂いていくわけです。
とにもかくにも勧善懲悪、痛快な時代劇です。
それでありながら、盲目の市を通して、深いテーマも込められています。
とにかく、斬る、斬る、斬る!
生きるために斬る、獣のような市。
そしてそれを取り巻く人間の悪と愛。
これはただの時代劇やアクション映画ではない、
なかなか凄い映画です。
個人的に気に入ったのは、
確かに市は壮絶なまでに強いのですが、
途中何度も斬られて傷を負うところでしょうか。
さすがに前に2人かかえて、後ろからこられると、
そりゃあ斬られるのが現実的です。
なので、本当に必死の形相の市。
それが何とも言えない緊張感と、
リアルさを見事に表現していました。
是非とも皆さん、劇場へ!
そう言えば・・・
映画館で携帯を開く人がいらっしゃって、
「光って気になるので、閉じてもらえますか?」と言うと、
びっくりしたような顔をされる人が多いのですが・・・
かえってこちらがびっくりします。
失礼ながら、一般的に見て大人の方の割合は少なくないように思います。
マナーは守ってもらいたいものです。
そしてノーモア映画泥棒。
